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curlコマンドで接続時間を確認する方法

投稿日:2018年1月10日 更新日:

概要

Linux を使用している場合、Webサーバへの接続確認に curl コマンドを使用すること場面が多いと思います。
そんなときに、名前解決にかかる時間、サーバとの接続にかかる時間を確認する方法をご紹介します。

curlコマンドの使用例

普段、私個人としても curl コマンドでは以下のように使用することが多いです。

上の例では、I オプションによりヘッダ情報だけ取得しています。
おおよそ何か問題があった場合はこれだけで十分だと思います。

しかしもう一歩進んで以下のようなコマンドを用意すると何かと問題切り分けに便利だったりします。

kオプションはオレオレ証明書などSSL確認を行わないようにしています。不要であれば外してください。
上の例では、名前解決の時間、接続要求の時間、リクエストにかかる時間、初めのレスポンスまでにかかる時間、トータルの時間を取得しています。

何かと便利だと思うのでご参考にしていただければと思います。

 

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